古傷

前回にも記事にしましたが、練習が厳しくなる程怪我が増えました。

その度に「気が抜けている」「使えない奴」「練習が足りない」なんて言われて、何をしても怒られてばかりの私はストレスで生理不順になっていました。

まぁ、寮生は生理不順なんて当たり前。ひどい子は生理が1年で数回っていう子もいた位です。だから、何の疑問も感じませんでした。

今となっては・・・・・恐ろしや。怖いわ。

 

もう、精神面からダメージを受け過ぎて何が間違っているのかも分からないような状態でしたし、そんな事で泣き言を言ってもキリがなかったのです。

顔が腫れても目が切れても骨が掛けても、靭帯が伸びても「時間を無駄にしやがって。」の一言。

そんな奴を信じている父兄が信じられなかった。

監督なんて、バスケなんて、親なんて・・・・・・・。

アドレナリンが出続けて記憶が飛んでいる毎日が過ぎ、先輩達はインターハイに出場し

なかなかの成績を残しました。

(私はその時松葉杖がやっととれ、ベンチで応援していました。)

親も私にため息ばかりついていました。

「私だって好きで怪我してるんじゃないのに!」心でそう思っていました。

口で言ったことはありません。

 

私だって一応は一緒に経験したかったんですけどね。

姉と同じコートに立ちたかったですかどね。まぁ、しょうがないです・・・・。

その時に靭帯を損傷したんですが、切れる寸前までいってしまって完治するまで2か月半近くかかってしまったんですが、インターハイの予選前にやってしまったんですよね。最低最悪のタイミングでした。

で、高校の体育館の練習試合形式のゲーム中に人の足の上に着地して痛くて動けなくなった私に「いつまで寝転がってんだ!早く続けろ!」言われるがまま皆練習続行。

痛みで右足が付けないので残り10分余りをケンケンしながらコートを往来していました。この10分がなければ。

・のちに靭帯の損傷がひどく内出血して腫れあがり血が溜まり過ぎていて、処置の悪さを指摘され、適切に処置していたらもっと経過が良好だったはずだ。と言われました。

真冬のコートの隅で「良いっていうまで足入れとけ。」とマネージャーが準備した氷まみれのバケツにかれこれ30分以上も足を入れさせられました。

冷たすぎてこっそり足抜いたらなんか投げられたんですよ。歯をくいしばりながら再度バケツに足投入。これもなければ・・・・・・・その時止めておけばね。

 

 

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結果、私の右足くるぶしには凍傷というおまけまでつきました。

この傷見る度に、苛立ちと苦しみが込み上げてきたもんです。

足首はねんざのし過ぎで腫れていますし、寒い時期には最近でもすぐに水が溜まります。去年も腫れて痛みで苦しんだんですが、バスケやめても色々思いだします。私の場合は膝もやっているので膝にも関節液が出て腫れるんですね。まぁ、古傷というか、後遺症というか・・・・・。

10代の頃はこの傷が嫌でサンダルとか履きませんでした。ちょうど見えるとこなんだなぁ・・・・。当時は嫌で嫌でしょうがなかったな。

 

高校の時、医師には「このままだと将来車椅子で生活しなくちゃいけなくなるよ。」と言われていましたが・・・・。まだ大丈夫(笑)

プロになる訳でもないのにここまで体虐める必要があったとは思えないんだよなぁ・・ほんと。

 

 

インターハイが終わってしまうと、我々2年生主体のチームになっていきます。

ここからまた色んな問題がありました・・・。