女性の園で思ってた事

 

 3年生になって程なくしてから、大会で会う他校の同じ学年の選手に結構な頻度で

「HISAYOMEの(姉の名前)ちゃん、大学デビューしたんだって?」

なんて言われました。

 他校の父兄(100%母親のみ)にもそう言われたっけな・・・・・

明らかにいい意味ではないその声のかけ方に物凄く腹が立ったな~

答えは毎回「知らない。」でした。だってね、会ってないし本当に知らなかったしね。

例えそうであっても大学生にもなれば色々経験したいってもんでしょ。

バスケばかりで携帯はおろか恋愛もしてない3年間を送ればね・・・。

自然な流れだと思ったもんです。

 親元も離れて一人暮らし。抑制されてた柵だらけの生活からやっと自由になったのだもの。いいじゃない。警察のご厄介になってるわけでもないのだから。

何より彼女の人生なのだから。

 

私の高校生活はこんなこと日常茶飯事で、周りは他人の事を気にするばかり。

「どこどこの選手がトラブルになっている」「どこどこの選手と選手が付き合っている」「どこどこの選手が怪我をした。」なんて、嬉しそうに話す大人や選手。

どうだっていいような事ばかり。他人の事ばかり・・・・・・

 私も強いられて気を張って気を付けていたつもりだけれど。

他人の顔色、監督の顔色、先輩の顔色、父兄の顔色。そんなものばかり気にして生きている人生は最高につまらなかった。窮屈だった。苦しかった。

 

そんなストレスを嘔吐で消化する毎日。

私はそれらを受け流す事が出来なくて、自分で自分を苦しめていたように思います。

そんな性格なので他人と上手く係わることができないんだと思います・・・・・・。

 

 

未だに上手く係われないし、苦しむ事もあるけれど、家族の力を借りて

ゆっくりゆっくり今から青春していこう。そう思っています。