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過食嘔吐がもたらす内面の変化

 過食嘔吐が始まってから、私は体重が少し落ちました。

体重が少し落ちて、

「あぁ、これでやっと体重の事で怒られなくて済む。」

そう思って喜びました。

喜ぶことが既に間違っているのですが、

当時の私はそれはそれは歓喜したような気がします。

既に精神が病んでいるようなものだったので、過食嘔吐は習慣になりました。

体重はきっかけになった監督の一言をうけた時から

8キロ位落ちていたのでは?と記憶していますが。

私は「体重を気にして過食嘔吐になってしまった。」

というのは切っ掛けに過ぎなくて。

 

 本当は。

回りにいる寮生と上手く係わる事が出来ない自分に。

姉のように親と仲良くやれない自分に。

怪我ばかりする自分に。

居場所がない自分に。

苦しんでいたような気がする・・・・・。

 勿論、どうしようもない事の方が多いけれど。

私なりに周りに合わせようと必死だったんですね。

回りからはみ出さない様に。乱さないように。

 

でも、それが上手くいっていない気がして。

結局私はこんな風なんだ。私はダメなんだ。そう思ってばかりでした。

 

毎日夕食を食べて吐いて。

「あぁ、食べ物吐いて私って本当にどうしようもないな。」

「なんでこんな風になっしゃうんだろう。」

「なんでこんな事がやめられないんだろう・・・・。」

いつもそう思いながら自分を責めて泣いて吐いていました。

吐いている自分が惨めで情けなかったんですよ。本当に。

 

 自分が大嫌いだったんです。

自分が嫌い。人も嫌い。バスケも嫌い。親も嫌い。私には何もない。

 

どんどんどんどんその思いは強くなっていきました。

結局は私の弱さなのだけれど。それで終わりなんだけど、

毎回毎回吐く度に、どっと疲れてしまって。

 今までよりも、人と話すことが面倒でだるくって・・・・。

放課もいつも寝ていました。

 

今思うと、高校3年生の時は鬱の様な状態でした。

 

でも、夏が終わり世代交代をして、退寮が済んでからの3か月。

やっとその生活から逃れられた3か月は、嘔吐は続いていましたが。

とても充実していたように思います。

母が嫌がるピアスを開けて、短期のバイトを掛け持ちして。彼氏が出来て。

(あぁ、こういう普通の高校生活がしたかったな。)

 

なんて思いながらも束の間。

 

 私の入社式が迫っていました。