言霊の力

突然ですが、最近ふと思う事があり今回記事にしようと思いました。

 

 私には子供が4人いますが、私が育てたとは到底信じられないほど優秀な子供がおります。

 

単にそれは成績だけでなく、「人として」の部分で。 

(ありがとう)が言える事。この一言が本当に大切だと痛感しています。

私は、「ありがとう」が1番瞬発力を必要とする言葉だとも思っています。

 おべんちゃらでは言えない。とっさの一言。 

正直いうと、「ごめんなさい」よりも重要だとも思っています。

 

 この間我が家でのやり取りで

アクシデントがあった際、子供が気まずそうにしているところに助け舟を出した大黒柱の一言が

「ママにごめんなさいは?」とな。

子供「・・・・・・・・・・・・」そりゃぁ、言えないやね。

余計に言いたくなくなる気持ちもわかる。 そしてこうして促されたように言う「ごめんなさい」は言霊がこもらない。

 これは両社にとってマイナスでしかないですね。しかし、「ごめんなさい」の言葉にはこういったイメージがあります。

 えぇ・・・我が子らも相手が親だと素直に言えません。 そりゃそうだ。

 

 でもね、その代わりに「ありがとう。」がすぐに言えるんです。

(え???)と思うかもしれません。 普通でしょ?とな。

これは家庭環境が大きく影響していると思っています。

家庭内で頻繁に使われる言葉が子供の放つ言葉となるからです。

(勿論、恥ずかしい思いをすることもしょっちゅうですよ(笑))

 

 私自身は実の親に叩かれ・なじられ・(姉と)区別・比較されて成長しました。

無意識に「ありがとう。」が言えない人間となりました。これ、本当です。

困ったような顔をしたりなんかして。黙って受け取る。 そんな子でした。

思えないのか、素直に言えないのか・・・・・・ネガティブな言葉を受けて育つので自身の放つ言葉も

 性格同様に、ひん曲がってねじ曲がってしまうんでしょう。 

これが、大人になる「すみません」という様に。 しかしなかなか「ありがとう」という言葉を使いませんでした。

 

人と深く付き合えない私に、沢山の奇跡をくれた人に出会えたので気が付けた事ですが。

私は大黒柱に出会って「ありがとう」という言霊のもつ温かさに驚いた程です。

 ごめんなさいが言えなくても、「ありがとう」という言葉が出る子に・・・・

心から悪い子はいないと思うHISAYOMEです。

 どうかどうか、このまま素直に成長してくれますように。