目に見えない後遺症
私の高校3年生の記憶は
・過食嘔吐
・怪我
・過酷な練習
・人としておかしい監督
の事しかございません。
電話もしなかったから両親と関わっていない分、両親へのストレスはなかったけれども。 会えば「今月のあんたのテーピングのお金が2万円もした。」「医療費が高すぎる。」って言われるだけで。
「金がかかる、金がかかる」ばっかり。私の体の心配なんてなかったなぁ・・・・・。
当時は当たり前でなんとも思わなかったけれど。
私は足首と膝が悪かった。テーピングしてその上からがっちりサポートして毎回練習していました。足が痛くても腫れてても練習しなくちゃならないから、ほぼ毎日県内にて有名な病院で処方される痛み止めを飲んだりしていました。
今となっては怖いけれど、毎日痛み止めなんて思春期の女の子が飲むものじゃないんですよね。
恐ろしい事に(あの時はもっと強い薬が欲しい・・・・。)と思っていたのだから。
本当に薬がもたらした影響は大きい。
何より、目に見えない影響だから自覚症状がない。それって恐ろしい。
これが影響で私には麻酔がなかなか効かない体です。
私は長男を授かる前に1度、流産を経験しました。
心拍が止まっていました。とても辛かった。沢山泣いて泣いて、大黒柱と共に悲しみました。
そして辛くても、その後には適切な処置を受けねばならず、
悲しくて辛い経験は「麻酔で眠っている間に処置される」という話でした。
私は一般的な量の麻酔をゆっくり投薬、接種し吸い込んでもなお、意識がはっきり残っている状態で、看護婦さんに手足を押さえられ痛みを感じながら、呻きながら処置されました。
その痛みが流産をなかった事には出来なかったし、悲しみに環をかけた事は間違いなくて。体も心も本当に悲しくて辛かった。
それは、痛み止めを飲み過ぎた高校生活のお蔭です。
そう言い切れる程飲んだ痛み止め。
私が出来るだけ子供には安全なもの、自然な形での処置を心がける事を強く考えさせる出来事でした。
あの時、私に少しでも正しい知識があったら痛み止め我慢出来ただろうか????
そう思う事もあります・・・・。
私は子供達に伝えていきます。
適切な量。本当に大切な事です・・・・・・・・。