高校引退が近づいた頃
私は私立の高校だったので、3年生になる際に
・進学するのか
・就職するのか
という本人の意思で2つのコースの何方かを選ぶシステムになっていました。
私は漠然と、「今度こそ美容系か調理の専門学校へ行きたい」という淡い期待を胸に進学コースを選択していました。
そして勉強をせずに赤点を逃れる事ばかり考えて過ごしていました。
(ほとんど寝ていました。当時の先生方、申し訳ございません・・・・・・)
バスケット部私を含む私の同期生はスター選手がいませんでした。
そこそこの成績でした。そんなバスケを引退できる時期が迫っていた時期には進路の話がありました。
私は進学コースで進学を希望していました。
が、ここでも私の希望とは180度違う道が監督と両親で進められているなんてその時は思いもしませんでした。
彼らは私に就職をさせるつもりでした。就職先でもまたバスケを続ける事が条件で。
そう担任の先生に話をされて私は母親に
「いやだ。専門に行きたい。就職はしたくない。」といいました。
その時に母は「お姉ちゃんにお金がかかってるからあんたまで進学させられない。1度就職して自分でお金を貯めて専門学校に行きなさい。」
と言い放ちました。
私は自分の意見を考えてすらくれない両親と優秀な姉にしか投資できないと言い放った母親が憎くて。辛くて泣きました。
(あぁ。私はやっぱり必要ないんだな。)改めて心の底からそう思ったっけ。
自分の価値が存在がわからなくてやっぱり言われるまま、決まられるまま
男子禁制バスケ部の寮がある会社に就職が決まりました。